2008年04月20日  MCFAJ クラブマンロードレース第1戦
in 筑波サーキット

色々忙しくで書けませんでした 久々のtetsuのレースです。

去る 4月20日に筑波サーキットにて開催された、クラブマンロードレースの第1戦にて戦って来ました。

2年振りのレースとなるtetsu。参戦車両は 6年越しの愛車、いつもの DUCATI 996R!そろそろ世代落ちのマシンとなりつつありますが、 久々にサーキットを走ってやっぱりサイコーな「ヤツ」です!

昨今、tetsuのMFJ国際ライセンスで出場できる(しかも996Rでとなると・・・BOTTは無くなってしまったし......)サンデーレースがなかなか無く、やむなく協会違いの MCFAJへの参戦となりました。クラスは アンリミテッド。一般市販車輌なら 改造無制限の ある意味 なんでもOKなクラスです。主だった車両はやはり、最近のリッター4気筒スーパースポーツです。馬力的に劣勢な2気筒バイクは 今回のこのクラスでは tetsu一台でした。

今回の練習の時点から 車体セッティングが今一だった 996R。原因は 新型のリヤタイヤなのか セッティングの方向性が悪かったのか・・・ しかも4発1000cc相手となると、短い筑波のバックストレートで余裕で抜かれる直線スピード差! 厳しくなりそうなレース展開です。

本来練習で ベストの一秒落ちくらいは 普通に調子はいいのですが、狙っっているはずのタイムが出ないことが そもそも今一でした。たまに気合入れてのタイム出しに行っても 1分1秒後半しか出ない(気持ち的には 1秒前半のはずなのに)ことがしばしあったのです。これくらいだと エンジンなのか、足周りなのか(足周りは最後まで今一だったのですが・・・)、決定打のないまま レース当日となってしまいました。

この日の考えられる敵は やはり表彰台常連の方々。ゼッケン10番 相川選手を筆頭に ゼッケン5番 飯倉選手、などなどは 決勝で絡むと厄介な方々です(4発1000ccなので タイム差がほぼ変わらないと 抜くのに大変と言う事です。)しかし 伏兵は 当日のエントリーリストを見てビックリ!現役 全日本ライダーの新垣 敏之選手が トライアンフのデイトナ675でエントリーしているではありませんか! 一応 賞典外ということで ゼッケン01を着けてのエントリーですが、tetsu的には逆に賞典外にしてくれないほうが 楽しくも やりやすくもなったものなんですが・・・ 微妙な心境での予選に向けてでした。

 

予選は 時間の都合上 9分タイムアタック。いつもより早い 朝 8時台でのタイムアタック。と言っても 陽気もよろしくなっているので 特に路面を気にすることはなかったですが、どちらかと言うと、朝から吹いている 風の方が影響してくるというものでした。予選中 感じたのは やはり 中途半端に直線で 4発に遭遇すると ちょっとやそっとじゃ抜けないと言う事です。それで タイムも1秒以上落ちてしまう為、なかなか自分のペースが作れません。それでもなんとか 頑張り 予選終了間際まで リーダーボード トップにて経過したtetsu。しかし土壇場で やはり来ました 新垣選手!に抜かれ 結果 予選2番手となりました。賞典外としても 上は上なので、是非決勝で抜き去って チェッカーを受けたいものです!

 

決勝9週。 更に風が強くなってきました。シグナル点灯。MFJ式と違い、MCFAJは レッドシグナル消灯でスタート(MFJはレッド消灯後、グリーンシグナル点灯にてスタート)。

 

スタート!いつも通り スタートを決めたtetsuでしたが、新垣選手もほぼ並んで一コーナーへ!一コーナー、新垣選手に頭一つ分押さえられて 進入。一週目そのままの順位で帰って来ました。そのまま レースは進んで行きます。いつもと違い 短いレース周回なので、とにかく全開あるのみです!しかし ビックリなのが 新垣選手の デイトナ675。ほぼノーマルなのに バックストレートでも tetsu996Rとほぼ互角なストレートスピード。しかも 最終立ち上がりなどは 車重が軽いのも手伝ってか、加速もいい。運ちゃんがいいのは百も承知ですが、なかなか隙がないのも憎たらしいところです。tetsuの知り合いが新垣選手のメカをしていて聞いた話しですが、5月に行われる 全日本のST600に新垣選手はこの車両でエントリーする上でのデータ取りの為の今回のエントリーなのだそうです。まぁ tetsuには関係ないことですが、尚更 賞典外と言えど 負けたくないものです(関係なくないじゃんってか!)!

抜けそうなポイントは一コーナーだったのですが、なんせ最終コーナーの立ち上がりのセッティングが一番ダメだった tetsu996R。新垣選手との間合いを詰めるまでが精一杯なのが レース終盤まで続いた展開。なんとか リッターバイクより逃げ切った作戦は良かったのですが、自分の目の前に一台見てのチェッカー。それでも優勝です。

 

 

tetsu レース人生初の優勝で嬉しいはずなのですが、あんまり嬉しくなかったのが本音です。贅沢なことだし、手伝って頂いた方々に失礼なのは分っていますが やはり同じレーストラック上に前がいてのチェッカーというのは 気持ちいいものではありませんね。やはり抜けなかったことが レースでは負けなのですから 。複雑な気持ちでの 暫定表彰式でした・・・・

 

しかし嬉しかったこともありました。tetsu娘、みーちゃんを抱いての表彰台は 格別でした!(みーちゃんは泣いてしまいましたが) この先も 親父ライダーとして頑張って行きますので、トラストワンの他のライダー共々 応援よろしくお願いします!

*このページで使用している写真は 「すまぐる」様から頂戴いたしました物を筆頭に、tetsuの級友 浅ちゃんと VTZレーサー D-56さんに撮って頂いたものでの混成仕様です。皆様 ありがとうございました!*

2008.07.07 tetsu wrote